シニア世代で占められる日本eスポーツチーム

マタギスナイパーズを紹介しよう。秋田県を基盤とするこの8人構成のチームは、スポンサーその他を備えた、日本初のシニアeスポーツプロチームである。

チームは、高齢者に対するeスポーツの健康上の利点を証明すること、そして孫に感心させることを目的として結成された。NHKのレポートによると、入団に応募した21名のうち、選手枠に残ったのは8名だけだった。有力候補者たちはゲーミング能力に基づいて選出されたが、そのすべてが大ゲーマーであったわけではなく、中には全く経験がない者もあった。


67歳のメンバー「エバちゃん」は、「これまで、ビデオゲームなんてしたこともなかった」と語っている。プレイを始めてみると、手と目を同時に使い、プレイ中にチームメイトと戦略について話す必要があるため、認知症防止に役立つことが分かったと付け加える。これらの活動のすべてが、彼女の明晰さの維持に役立っている。

66歳から73歳までのプレイヤーを有するマタギスナイパーズだが、実は、高齢者eスポーツチームとしては第1号ではない。2017年、レノボ社をスポンサーとするシルバースナイパーズが、60歳以上のプレイヤーで構成されるチームとして、カウンターストライク戦で大勝利を収めている。

幅広い層のプレイヤーがプレイしているところを見せることで、eスポーツはさらに開放的になれる。昨年日本では、高齢者用eスポーツ施設「ISR e-Sports」が、神戸にオープンした。60歳以上の利用者に向けた同施設は、完全な初心者にビデオゲームを紹介することを目的としている。去年からISR e-Sportsに通っているという88歳の男性は、以前はあまりゲームが好きではなかったと話す。しかし今では、かなり楽しめることが分かってきたと言う。男性は、ABCテレビの取材に対して、「いろんなタイプのゲームがあるからね」と話した。

週3回の練習を行うマタギスナイパーズは、今年10月にストリーミング配信を開始する予定である。目標は大会への参加と勝利だ。eスポーツの標準から言えば、週3回の練習はライトなほうだ。しかし同チームは、より多くのシニアチーム、そしてより多くのシニアリーグが必要であることを示している。現在のプロが同じレベルで永遠にプレイし続けることはできない。しかし、高齢になってもまだ、プレイの続行を希望する者もあるだろう。ゴルフにはシニアPGAがある。eスポーツにあってもいいではないか。

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