オンラインカジノは配当金のあるギャンブルいわゆる賭博で、インターネットの普及により現在では日本国内にもたくさんのユーザーがいます。
ただ、オンラインカジノをプレイしていて疑問に感じるのは税金のことではないでしょうか。いくらからの勝利金に対して税金を支払わなくてはいけないのか、申告方法はどうすればいいのかなどわからない人も多いと思います。
そこで今回は、オンラインカジノと税金の関係性について徹底解説していきます。今後オンラインカジノでプレイしたいと思っている人は参考にしてください。
オンラインカジノの勝利金は課税対象
オンラインカジノのようなギャンブルで得た勝利金は課税対象となります。申告する税区分は国税庁のサイトにも記載してあるように「一時所得」と呼ばれるものに該当します。
宝くじや競馬も本当は一時所得に該当
競馬や宝くじ、競輪といったギャンブルで獲得した勝利金も同じように一時所得として換算されますが、きちんと申告をしている人はほんの一部ではないかと言えます。
理由の1つとして、オンラインでの購入以外については税務署が資金の流れを見れないという理由から申告していない人もいます。
それと引き換えオンラインカジノは、オンラインで資金が流れるため、勝利金は通帳など履歴の残るところに入理ます。履歴が残りやすいことで、税申告の際の手間が省けるのも事実ですが、足がつきやすいのも事実です。
申告しないと後で大変なことになるので、しっかりと申告するようにしましょう。
オンラインカジノの税金計算方法
オンラインカジノでの勝利金には税申告が必要です。計算方法は下記のようになります。
収入額-投資金額-切除額50万円＝申告金額
となります。一時所得は50万円までは控除を受けられますが、それ以上になると申告の必要がでてきますこのときの支出額には、勝負に負けた際の投資金額は含まれません。なぜなら勝利金に対しての税申告に負けた際の軍資金を入れてしまうと、結果としての利益が計算でいないからです。
オンラインカジノの税金申告方法とは
会社員の方が、オンラインカジノで年間90万円以上の利益が出た人は、税金の申告が必要になります。無力の人の場合は、年間利益が146万円以上であれば確定申告は不要となります。
税金の申告が必要な期間はその年の1/1〜12/31ののものです。翌年の2月〜3月に申告します。その際には経費などの情報も必要になりますので入金した履歴がわかるものを手元に出しておくと良いでしょう。オンラインカジノの場合、年末年始に支払調書を受け取ることができますので、源泉徴収書と同じくこちらの支払調書も提出します。オンラインカジノから受け取るとも可能ですが、ご自身で収支明細をプリントしたものでも適応されます。
自分で申告するとなると面倒でやりたくなくなってしまうかもしれませんが、早め早めに処理しておけば簡単に提出できるのでおすすめです。簡単に一時所得金額を計算できるサイトもありますので、活用してみては如何でしょうか？
【シミュレーション】オンラインカジノで税金申告の必要があるかチェック
税申告が必要とは言え、ただ、勝った時だけというのがよくわからない人もいると思いますので、例をもとに紹介していきます。
| 入金日 | 入金金額 | 内容 | 損益 |
| 1/3 | 10万円 | 10万入金して全て負けた | -10万円（負け） |
| 1/5 | 5万円 | 5万入気して+25万円になって出金した | +30万円（勝ち） |
| 1/10 | 30万円 | 30万円入金して全て負けた | -30万円（負け） |
例えば上記のような例だったとすると、全てのマイナスは40万円なので利益は出ていないと計算してしまうかもしれません。
ただ、この場合は出金している30万円しか課税対象はありません。よって、30万円を獲得するためにかかった5万円しか経費にならないのです。
つまり、1/3〜1/10までの間の一時所得は25万円ということになります。
他に一時所得にあたるものがなければ、特に税金申告の必要はありませんので、そのままにしても問題ありませんが、他に一時所得があり、合わせて50万円を超えるのであれば税金申告が必要になります。
オンラインカジノの税金申告をしないとどうなる？
オンラインカジノで勝ったお金を申告するのは義務づけられています。一定額以上になってしまう場合は必ず必要な処理になります。
ただ「これくらいなら申告しなくてもいいだろう」「申告する必要あるの？」と疑問に思っている人もいるのではないでしょうか。
オンラインカジノで勝っていて、一定金額を超えているにもかかわらず税金申告しない場合には、ペナルティが課せられることがあります。
オンラインカジノの勝利金で困らないための対処法
オンラインカジノはとても楽しいですが、税金申告のことなど考えるとどうすればいいのかと迷ってしまう人もいるでしょう。
せっかくの勝利金をもっと嬉しいものにするために、税金申告のための対処法を紹介します。
- 入出金の記録は細かくつけておく
- 一気に引き出さない
- 税理士に相談する
それぞれ紹介していくので参考にしてください。
入出金の記録は細かくつけておく
まずは、入出金の記録はこまかくつけておきましょう。特に負けてしまったときのことを経費にしないためにも、出金は細かく覚えておくのがおすすめです。
とはいえ、ただ覚えるだけでは限界があるので管理シートを作成して管理するのも良いと言えます。現在は便利なアプリなどもあるので、活用してみてください。
オンラインカジノで勝っただけでは税金はかかりません。
税金の申告義務があるのは、勝利金が50万円を超えたあたりと言えます。
税理士に相談する
最終的に税金のことは税理士に相談するのがおすすめです。
オンラインカジノをやっている人の中には「会社にばれたくない」「家族に知られない方法はないか」など考えている人もいるのではないでしょうかその場合には、税務署で相談し会社にはわからないようにすることも可能です
もちろん自分でも税金申告はできますし、そこまで難しいことではありませんが、不安などからどうすればいいかと迷う人も多いです。
そんなときは、税金のプロである税理士に相談するのがおすすめです。
オンラインカジノの勝利金はしっかりと税金申告しよう
オンラインカジノはインターネットを通じて気軽にカジノゲームが楽しめるという魅力がありますが、勝利金は一時所得に区分されるので税金申告をする必要があります。
「このくらいならバレないだろう」「誰も気にしないだろう」と考える人もいるかもしれませんが、通帳に記録が残ってしまう分追跡されがちです。
多額のペナルティーを支払ってプレイが楽しくなくなるより、きちんと支払いをして気軽に楽しめる方がおすすめです。
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