トム・ホーン・ゲーミング　スロットマシン

8月 12, 2021

トム・ホーン・ゲーミングは、オンラインと土地基盤カジノの両方に重点を置き、主にiゲーミングセクターと取引を行うソフトウェアプロバイダーである。

同社は、スロットの中のウィ二ングシンボルのように、マルタ、スロバキア、ウクライナ等あちこちに事業拠点を置いている。高品質のゲーム、特にカジノオペレーターにアピールし、同時にプレイヤーの興味も引き、一方でこれを保持してゆけるゲームを制作することが、同社のミッションである。

トム・ホーン・ゲーミングは、同社のゲームを主力とするカジノを対象として、その収入を強化するような新機能を継続的に導入し、これを展開してゆくことを目指している。様々な市場と顧客に合ったターンキーソリューションを制作する能力のあるトム・ホーン・ゲーミングなら、完全なパッケージを提供することが可能である。

世界的多様性を持つ会社

上記のとおり、トム・ホーン・ゲーミングは、複数の事業所に勤務する従業員を抱えた、世界的多様性を持つ会社である。スロバキアのチームは営業チームと協力し、既存および将来の顧客のために最新鋭のゲームの制作を目指す。マルタでは、本社勤務の技術チームが、オペレーションが常時スムーズに機能するよう気を配っている。

あらゆるものの統合を目指す

トム・ホーン・ゲーミングが制作するゲームは、共同作業を念頭において設計されている。というと自明の理のように聞こえるかもしれないが、これは強調に値する。カジノは、欲しいと思うTHGエコシステムの機能を自由に選択することもできるが、カジノが同社のシステムを選択するのは主に、完全なパッケージなら、細かい設定入力をしなくてもすぐに完璧な形で使用できるからだ。

トム・ホーン・ゲーミングのゲームは、自社ゲーミングプラットフォームと完全に統合し、その後、支払プロセス、分析、および管理セクションも統合できる。土地基盤オペレーションは同社の専門分野であるため、従来型のカジノは同社の提供する、最低限の作業で簡単に統合できるターンキーソリューションに頼ることができる。これはカジノだけでなく、ベッティングショップ、バーや、ゲーミング提供ライセンスを持つその他の施設にも言えることだ。

専門家チームによるカスタマサポートは通常、有能なオンラインカジノが提供できるものであり、せいぜいオンライン連絡フォームを渋々提供するだけのソフトウェア開発会社に期待できるものではない。ところが、トム・ホーン・ゲーミングはそうではない。興味のある顧客は、サポートチームのスタッフと、オンラインチャットで即座にチャットできるのだ。

また、電子メールやソーシャルメディアでのコンタクトも可能で、リンクトイン、フェイスブック、YouTubeでの活動も活発である。同社は、娯楽ポートフォリオの拡大と補充、および多様化に興味を示す顧客からのリクエストに、定期的に対応している。スロット、カジノのテーブルゲーム、ライブアクション、ドッグレースに競馬。トム・ホーン・ゲーミングは、そのすべてを扱っている。

信用できる企業

企業がチームの拡大を目指すことは、その運勢が上向きであることを示している。トム・ホーン・ゲーミングは、ソフトフェア部門の拡充に対応するため、現在人材採用中である。有能なバックエンドおよびゲームのデベロッパーなら、スロバキアの首都にあるTHGのブラチスラヴァ事務所で、楽しいことが大好きな野心家チームへの参加を目指すことが可能だ。

トム・ホーン・ゲーミングは新規採用者に、自己啓発の余地もたっぷりとある、非常にクリエイティブで刺激的、かつはつらつとした環境へのゲートウェイを約束している。一部のソフトウェアデベロッパーは、本部に組み込まれた状態に満足しているように見えるが、トム・ホーンのチームは、外に飛び出して自由に動き回ることを望んでいる。

業界の展示会やその他のイベントでは、最新の自社製品を披露し、業界のキーマンたちに会って挨拶をする同社のスタッフがよく見かけられる。

ゲーミング業界での同社の成長状態を示すものとしては、同社が最近、大手ベッティングオペレーターと締結した数多くの契約がある。2016年にトップスポーツと締結したパートナー契約のおかげで、トム・ホーン・ゲーミングは、リトアニアゲーミング管理委員会に認可された初のカジノゲームプロバイダーとなった。

トム・ホーンのゲームはこの契約により、リトアニアではこのタイプで最も人気のあるトップスポーツのウェブサイトに追加された。リトアニアでは第一級のベッティング会社である同社の顧客は、これで、トム・ホーン・ゲーミングの提供するスポーツベッティング、ライブディーラーによるゲーム、バーチャルスポーツを楽しむことができるようになった。「ドラゴン・エッグ」や「ブラックビアーズ・クエスト」などの新しいゲームも、この契約の一環として含まれている。

作品の背景にある技術

トム・ホーン・ゲーミングのカジノソリューションは、第三者システムとの互換性を持つ、シンプルなAPIを介して統合できるようデザインされている。つまりオペレーターは、最小限の作業で、THGソフトウェアを既存のプラットフォームに設置することができるのだ。

多数の言語と通貨がサポートされている同社のソフトウェアは、ギャンブルが認可されたあらゆる地域での使用に適している。同社のスロバキア事務所で考案されるゲームは、モバイルおよびデスクトップパソコンとの互換性を持つよう設計されており、スムーズで一定したユーザー体験を提供してくれる。

THGのゲームをうまく機能させている魔法は、「ザ・タッチ」である。これは、同社が自社HTML5ポートフォリオにつけたあだ名だ。同社が過去使用せざるを得なかったフラッシュ基盤のカジノクライアントに比べると、ザ・タッチは非常に進化している。現在は、様々なスロットと、従来型のカジノゲームの開発に使用されている。

トム・ホーン・ゲーミングは、1年に少なくとも15の新作発売を目指しており、カジノオペレーターが取り入れたがるような、そしてプレイヤーが夢中になるような新鮮なゲームの提供を心掛けている。新作ゲームは、システムアップデートとともに、THGのプラットフォームに自動的に吸収されるため、オペレーターは何もしなくて済むのである。

スロバキアのスロット

トム・ホーン・ゲーミングは通常、新開発のスロットとその他のゲームを、業界の見本市で発表する。最近は、「モンスター・マッドネス」「スローンズ・オブ・ペルシャ」「グラディエーター・グローリー」「ドン・ファンズ・ペッパーズ」などの作品を開発したが、そのすべてがまず、ICEトータリー・ゲーミング・ショウで発表された。

トム・ホーン・ゲーミングの実際のスロットは、とにかく豪華なディテールが売り物だ。同社がビデオゲーマー用でなく、ギャンブラー用に製品を開発しているという事実がなかったとしても、グラフィックスは、スチームのストアでも見劣りしそうにないほど美しい。

「モンスター・マッドネス」は、THGの能力を示す好例だ。キュートな双頭のモンスターが大騒ぎしたりウィンクしたりし、未来的な音響効果と巧みなアニメーションが続く中でリールが回る。「モンスターズ・インク」からヒントを得たソフトフェア開発のおかげで、夢のようなプレイが提供される、美しいキメラのようなゲームに仕上がっている。

「ドン・ファンズ・ペッパーズ」も、「モンスター・マッドネス」と同時期に制作されたものだが、この5リールの2作品にあまり違いはない。「ドン・ファンズ」では、メキシコの酒場を模し、柔らかな光を放つランタンで彩られた舞台を背景に、フラメンコのギターや、ワイルドシンボルとしてうまく使われている激辛ハラペーニョ等の伝統的なシンボルが画面に現れる。

トム・ホーン・ゲーミングは、大勢のグラフィックデザイナーを起用する必要がありそうだ。「グラディエーター・グローリー」のスタイルは、これはまた著しく異なり、わずかに時代遅れの東ヨーロッパ風外観が使用されているからだ。同社のスロットは確かに多様ではあるが、今日の市場で、選りすぐりの作品としのぎを削るほどではない。